・折りたたみ式・庭のテーブル,16年(経年の味わい)

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・ホームセンターで買ったツーバイフォーの角材を加工して,2002年の8月に作ったテーブルです。最大の売りは,分割式で折りたたみができて普通の車で運ぶことができるようにしたことです。

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・天板は四角形のフレームを土台にして,両端の4枚だけボルトで固定し,間の板はただ載せただけです。たたむときは,フレームごと脚部からはずし,脚部はヒンジを中心として折りたたんで平にできます。折りたためるとはいえ,全体では結構な重さになってしまったので,運ぶのはちょっと躊躇します。結局,これまで家から運び出したことはありません(笑)。

・別の角材で,このテーブル用の長椅子も2脚作りました。こちらは折りたたみ式ではありません。もっとも,座面の下のツーバイフォーで作った前後の脚が合わさる部分は,蝶番ヒンジで留めているので,必要があれば脚の梁の部分のボルトを外せば,たたむことはできるようになっています。机も椅子も,全体に防腐用の塗料を何度も塗っています。

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・当初は,庭の芝生に置いていましたが,家屋に近い部分だけ湿気対策で芝生をレンガ敷きにしました。2005年のことです。

・その後は,ずっとレンガ敷きの上に置いているのですが,それから12年以上経過して,やはり木材の劣化は仕方ないですね。

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・50年に一度の大雪が降ったときも,しっかり積雪を支えていました。

・作ってから16年,テーブルは地面に直接触れる脚部の先端が,少し傷んでいますが,その他は塗料が剥がれているだけで強度的には問題ありません。
一方,長椅子のほうは,同じく塗料を何度も塗っていたのですが,脚部も先端から激しく劣化して,一脚はすでに形がなく,もう一脚も,かろうじて形が残っているだけで実際には使えません。置いている場所は同じで,脚部はテーブルと同じツーバイフォーだったので,この劣化の違いはなんだったのか不思議です。

・始終,風雨や直射日光に晒されている天板と,それほどでもない土台の劣化の仕方にかなり差があります。天板は劣化でむしろ結構いい味が出ているようです。
・しかし,このテーブルをいつか折りたたんで家から出すのは,粗大ごみの日になりそうです(T_T)。

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